この数日で景色はどんどん春の様相です。
3日ほど前、閏住(うるすみ)街道の菜の花を見に出かけました。
JR伊予灘線の土手約200mの区間が菜の花の黄色に染まっています。
日差しは春を感じるのですが、風はまだまだ冷たく線路と向き合っている瀬戸内の波が激しく寄せていました。
寒さ厳しい中、満開の花の黄と葉の若々しい緑が汐風を受けて相まって揺れる姿は風情があって、まるで泣きなさいと誘っているようです。
連れ出してくれた友人の前で、良しも悪しきもどんな涙も見せるわけにはまいりません。
肩をすぼめて耐えていると汐風の冷気が鼻の奥にツンとやって来て涙を止めてくれました。
お互い小鼻が膨らんで笑い合いました。
「良い匂いだね。可愛いね〜。見事だね。寒いね〜。」
と。
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